老若男女から愛され、憧れの存在であり
好印象のプロである「キャスター」。
そんな好感度の高い方々をお招きし
CELFORDの新作を着用いただきながら、
万人から好かれる服の選び方やヘアメイク、
人との接し方などをお話しいただく連載第5弾。
秋元玲奈さんの後半は、
知的見えするという都市伝説的な髪型や
報道系アナウンサー必須の持ち物を
ご紹介いただきました。
カジュアルめな服の時の選び方
「華やかな色やデザインのもの」
カジュアルめな服がOKの時は、
華やかな色やデザインのものを選ぶことが多く、
若い頃はショートパンツで
スポーツ番組に出たこともありました。
30代になってからは、
洗練された雰囲気を与えてくれる
長めのスカートに
ニットやブラウスといったスタイルを好むようになり、
あくまでも視聴者の方が違和感を感じない範囲で、
デザインにひと工夫ある服を
取り入れています
リブニットとオリジナルの大花柄をプリントしたスカートをドッキングさせた、コーデ見えするワンピース。ウエストのタックデザインで、スカート部分がふわりと広がるフィット&フレアデザイン。
Dress 38,500yen
「CELFORDを着ていると、
どこのですか?とよく聞かれます」
テレビ東京では、
報道以外のスポーツ番組やバラエティーは
季節感さえ間違えず、
視聴者に親しみやすさを感じてもらえる服であれば
肩出しやある程度の肌見せはOKでした。
CELFORDの服はきちんとしたシーンでも
カジュアルな場面でも着る機会が多いのですが、
着用しているとSNSなどで
「どこのブランドですか?」と
聞かれることが多いですね。
まさに老若男女に
好印象を持ってもらえる服なんだと思います
身頃部分はリブニット、袖とリボンにタイプライター生地を使用したドッキングワンピース。袖部分にタックとギャザーを多く入れることで、今年らしいボリューム袖に。後ろのリボンは前で結ぶことも可能です。
Dress 19,800yen
好感を持たれる髪型&ヘアアレンジ
「おでこを出すと
知的に見えるという都市伝説」
若い頃は髪色をやや明るくし、
パツンとした前髪を斜め分けにする髪型を
していましたが、
報道に異動したタイミングで
前髪を伸ばして額を出すことを
意識するようになりました。
これは「おでこを出すと知的に見える」という、
アナウンサー界の都市伝説みたいなのが
ありまして(笑)、
年齢も上に見せたかったので、
髪色も暗くして落ち着いた印象になるように
工夫していました
手洗い可能なバックサテンジョーゼットを使用したAラインシルエットのボウタイブラウス。後衿ぐりの一部だけボウタイを付けているので、ひとつ結び、リボン、片結びなど様々な結び方を楽しめます。
Blouse 13,200yen
Pants 17,600yen
キャスターの仕事での3種の神器
「常に近くにあることで
安心するグッズ」
【発音アクセント辞典】
テレビ局に入社した時に会社から配られるもので、
アナウンサーは全員持っているものです。
最近はスマホで調べることもできますが、
私は常に持ち歩いていて、
新人の頃は先輩から
「暇な時間は見るように」と言われていました。
【青と赤ペン】
原稿はA4サイズの紙に縦書きで
書かれているのですが、
修正したり加えたりをボールペンで書いていると
線が薄くて目に入ってこないのです。
特に本番中はじっくり
原稿を読むことはできないので、
感覚的に目に入ってくる
太さのカラーペンは必須なのです。
【勉強ノート】
スポーツ番組担当時代は、
選手に取材したことや記録などをメモしたり、
報道時代は金利や債券など
わからないことは全てメモし、
株の変動などは日経新聞の切り抜きを
貼ったりしていました。
報道は間違ったことは言えないので、
コメントを求められた時にも対応できるよう、
お守りのように常に手元に持っていました。
【ナリンのオイル】
これもメンタルを安定させてくれるものです。
好きな香りを持っていると落ち着きますし、
こめかみに塗るだけで火照った頭をスッキリさせ、
番組前の本番モードへ整えてくれます