オーガニックコットンを使用し、世界に名だたる
デニムの聖地・岡山で仕上げられた
CELFORDのデニムパンツ。
糸から始まり、染色、縫製、そして加工まで、
長い時間をかけて培われたものづくりの情熱が
1本のデニムに結実するまでを追いました。
1本のデニムができるまで
STAING
―生地―
真っ白な綿糸から美しいインディゴブルーへ。
後のエイジング加工をも考慮し、
緻密な計算のもとデニム生地へと織り上げられます。
糸を束ねる
上質なデニムはまず、糸作りから。
生地のもととなるオーガニックコットンの綿糸を
300〜400本の束にまとめ、
それぞれロープ状に束ねていきます。
染める
ロープ状の綿糸を、染料に何度も通しながら染色。
わずかな気温や湿度の変化によっても
仕上がりに差が出てしまうため、長年の経験が必要。
微調整を重ね、理想のインディゴカラーに仕上げます。
糸の芯を均一に白く残して染める技術が、
海外でも高く評価されているのが日本デニムの特徴。
はき込むにつれ表面が擦れて芯の白が現れ、
独特の風合いが生まれるのです。
織る
染色した糸は織工場に持ち込まれ、
高性能の織機によってデニム生地に織り上げられていきます。
機械化しているとはいえ、完成品の検反はすべて人の目で。
ほとんどわからないほどの引きつれや小さな傷も
厳しくチェックすることで、
高い品質をキープしています。
MATERIAL&SEWING
―縫製―
履いたときに最も美しく見えるパターンを追求。
ステッチはあえてデニムと同色にし、より上品な印象に。
ジーンズを知り尽くしたベテランの縫製技が光ります。
裁断する
縫製工場ではまず、
デニム生地をそれぞれのパーツごとに裁断。
複雑なカーブが多いポケットなどのパーツも、
すべて手作業で裁断が行われます。
縫う
縫製は、前身頃、ポケット、ファスナー部分など
数名で担当が分かれています。
熟練の手さばきでミシンを操り、
みるみるうちに1本のパンツへと仕上がってゆきます。
使い込まれたミシンは、頑丈かつ確かな性能を誇る特注品。
自分たちの手で修理をしながら使っているそう。
WASHING PROCESS
―加工―
いよいよ日本デニムの真骨頂といえる“加工”プロセスへ。
世界に誇るその技術を惜しみなく施し、
手にしたその日から愛着が湧く1本に。
ヒゲつけ&シェービング
パンツの太ももあたりに現れる“ヒゲ”は、
はき込んだヴィンテージ感を出すために欠かせない加工。
デニムに精通した職人がヒゲ台で
1本1本丁寧にヤスリをかけ、
リアルで自然な陰影を生み出します。
シェービングも、色落ち感を出す
エイジング加工のひとつ。
既存のものをカスタマイズした、
ここにしかないオリジナルマシンで行っています。
ウォッシュ
巨大なドラムマシンで洗いをかけ、
ほどよく染料を落とすウォッシュ加工。
以前は化学的なブリーチ剤や大量の水が必要でしたが、
現在は環境に及ぼす影響を配慮し、
よりサステナブルなエアーウォッシュを取り入れています。
ストーンウォッシュ
ワンウォッシュ後、さらに絶妙なアタリをつけるため、
軽石を入れたマシンで洗浄します。
この「ストーンウォッシュ」は日本発で、
今やデニムのスタンダードとなっている技法。
さまざまな種類の石を試した結果、
鹿児島産の天然石をメインに使用しているそう。
FINISHED
―完成―
右はまだ何も加工していない生デニム。
中央がヒゲとシェービング加工を施した状態のもの。
そして左がストーンウォッシュを終えた
ライトブルーデニムの完成形です。
テーパード型なので、チュニックにはもちろん、
ハイウエストデザインが
クロップド丈のトップスにも合わせやすく、
スタイルアップが叶います。
普段からデニムを履かない方でも挑戦しやすい
きれい目デニムです。
CELFORDらしい品格のあるデニムスタイルを楽しめます。
about DESIGN
ポケット位置や角度など細部にこだわった
ハイウェストのテーパードシルエットに
センタープレスを入れるなど、美脚効果は抜群。
ベルトループや、リベットはあえて省き、
履いたときにより美しく見えるように、
洗練されたフォルムを追求しました。
12オンスの生地にストレッチをきかせ、
毎日手に取りたくなる履き心地のよさも兼ね備えています。
ハイライズ美脚ストレッチ
テーパードデニムパンツ
Color : Light Blue / Indigo / Black
Size : 36 / 38
25,300yen
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