1981年初のNYショーで発表されて以来、
世界中の花嫁を魅了し続ける
「ユミカツラ」のウエディングドレス。
今回のフィロソフィーは
人生最良の日の女性を輝かせたいと願う桂由美先生の信念と、
CELFORDが5年間追及し続けているエレガンスへの情熱、
サステナブルな素材をはじめとする
新時代に寄り添う感性が詰まった、
新しいドレスコレクション制作の全貌をお届けします。
桂 由美先生
1965年、日本初のブライダルファッションデザイナーとして
活動をスタートさせ、
ブライダルファッション界の第一人者として
活躍中の日本を代表するデザイナー。
世界各国30都市以上でショーを行い、
華やかで美しいイベントを通じて
ウエディングに対する夢を女性達に届ける
「ブライダルの伝道師」とも言われている。
2019年「令和元年度 文化庁長官表彰」ほか、
数多くの賞を受賞。
ブランド誕生から今年5周年を迎えるCELFORDが、日本を代表するブライダルドレスブランド、ユミカツラと初めてコラボレーションをするというニュースは、発表と同時に瞬く間にファッション業界を駆け巡りました。
ウェディングを専門とするブランドが一般的な女性アパレルと組んで服作りをするというのは、それほどセンセーショナルなことでした。
コラボドレスのクリエーションのスタートは、世界を相手に第一線でブライダルドレスを発表し続けてきたユミカツラの膨大な量のアーカイブ作品を実際に見させていただくことから始まりました。
その中から多くの女性たちを魅了してきた代表作のディテールをCELFORDらしいリアルなデザインやサステナブルな素材、色に落とし込み、1からオリジナルで作ることにより今まで見たことのないようなドレス4型と小物が誕生したのです。
熟考と修正を重ねながら、1年以上の年月をかけ、ついに2023年4月に初お披露目されることになりました。
about DESIGN
4型のドレスは、それぞれユミカツラの
アイコニックなドレスディテールを再現し、
進化させたものになっています。
コレクションのオリジナルレースの花や葉の柄を抜粋し、
新たに組み合わせたものをプリントした
「プリントチュールドレス」。
CELFORDの人気のリボンレースとユミレースを融合し、
着物のお引きずりからインスパイアされた
優美なシルエットが特徴のユミラインで仕上げた
「リボンレースドレス」。
ユミカツラのウエディングドレス特有の
羽ばたくようなリボントレーンとケープカラーを取り入れた、
前後2WAYでも着られる「ジャガードケープドレス」。
立体的なバラをドレスと同じ生地で再現した、
モノマテリアルの「ローズドレス」。
さらにドレスコレクションをより華やかに彩ってくれる
ケープやヘッドドレスも、
ユミカツラとCELFORDの高度なテクニックが集約された、
他にはない本格的なものに仕上がっています。
Print Tulle Dress
繊細なチュールの重なりが特徴の軽やかなドレス。
グログランのリボンの位置や
胸元の切り替え位置などをミリ単位で修正し、
奥行きのある色合いと美しさを実現しました。
桂先生自らが一つ一つ細かく指示を出し、
女性がより美しく見えるシルエットを作り上げていきました。
Dress 63,800yen
Ribbon Lace Dress
アイコニックなレースドレスは、
共布のくるみボタンを背中に配すことで
より上品な仕上がりに。
世界中のモダンな女性たちに愛されている
切り替えのない「ユミライン」の再現にも、
とことんまでこだわって作られました。
Dress 41,800yen
Jacquard Cape Dress
ユミカツラのウエディングドレスを連想させる
リボントレーンとケープカラーのデザインを取り入れた、
ミニマムなAラインドレス。
普段、黒のアイテムを扱うことがない桂先生にとって、
ブラックドレスを作ることはとても新鮮だったとか。
Dress 35,200yen
Rose Dress
胸元の立体的なローズが美しく映えるよう、
取り付ける場所やボリュームを何度も調整を重ねた、
体のラインを引き立ててくれる美しいドレス。
そしてアトリエではいつも、
先生の愛犬ココちゃんが
天使のような愛くるしい姿で迎えてくれます。
Dress 39,600yen
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